学校日記

7/26<校長室より>誇れる岩中ブラスバンド部

公開日
2015/07/26
更新日
2015/07/26

校長室

 24日の吹奏楽コンクール西尾張大会で見事な演奏を聴かせてくれたブラスバンド部ですが、全体審査の結果では7校の出場枠に僅かに届かず、惜しくも県大会を逃しました。
 しかし、A編成としては人数が少なくて不利であったにもかかわらず、金賞を勝ち得たことは日々の練習の大きな成果であったと評価したいと思います。
 
 さらに、それにも増して素晴らしかったのは、大会関係者から聞いた本校ブラス部員の態度です。舞台裏に控えていた本校打楽器の部員たちが、楽器運搬で床が汚れたことに困っている大会関係者の姿を見て、各自すかさず自分のリュックから雑巾を取り出して拭き始めたというのです。大会役員の先生方は、床を磨く部員の姿にいたく感動され、後からお褒めの言葉をいただきました。
 学校でも、練習前の床磨きを毎日続けているブラス部員たちにとって、汚れた床を掃除するのは当たり前のことだったのでしょう。
 
 日頃美しい音を出そうと練習場所を磨いているブラス部員たちは、こんな時にさっと動ける美しい心も磨いていたのですね。
 こんなブラス部員を誇りに思うと同時に、当たり前の継続の大切さと「常が大事」という言葉の意味を改めて感じさせる出来事でした。
 ブラス部員の皆さん、ありがとう。