学校日記

4/22 評価・考察・熟考、全国学力・学習状況調査問題に思う

公開日
2015/04/22
更新日
2015/04/23

校長室

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 昨日行われた、全国学力・学習状況調査の問題が公表されました。
 開始当時から注目を浴びていたB問題(主として活用に関する問題)は、従来の問題と違って記述式の問題が多いのが特徴です。
 今年度も国語Bでは10問中3問が80字程度の論述を求めるものでした。
 しかも、単に1つの正答を求めるのではなく、いくつかの資料等から1つを選択し、資料の記述内容に基づいて自分としての意見をまとめるのが中心です。
 ある小説の表現を吟味するものから、いくつかの資料に基づいて将来を予測するもの、口頭説明のどこに実演を入れると効果的かを判断し理由を述べるものまで多岐に渡っています。
 情報を解釈する思考力のみならず、その根拠を説明する表現力も求められていますが、本校生徒の解答用紙には、ほとんど空欄がなく、一生懸命解答した様子がうかがえ、うれしく思いました。
 この調査は、文部科学省が「身に付けるべき力を具体的に示すメッセージとなるもの」としているだけに重要です。
 本校でもこのような力を身に付ける指導法を模索中です。
 全国学力・学習状況調査の問題は、文部科学書のホームページにも公開されています。
 
 http://www.nier.go.jp/15chousa/15chousa.htm
 
 これからの学力を考える上で重要なメッセージの1つです。