3/22<校長室より>涙なしには…
- 公開日
- 2018/03/22
- 更新日
- 2018/03/22
校長室
サプライズは、どんなに回を重ねても慣れることはありません。
今日2年生が行ってくれたのは、私(校長)の卒業式でした。
暗転の体育館に用意された席、そこに座ると、2年生が2人ずつ映った顔写真が順次スクリーンに流れます。各自が持つ画用紙の文字がひとつながりのメッセージになっていました。
「のぎもりせんせいは、いわちゅうがすきですか。わたしたちは、こうちょうせんせいがまもりつづけてきた、ABCDのげんそく、2ふんまえちゃくせき、じもんせいそう、だれかのために、そんなあたたかなくうかんがだいすきです。…」
BGMとともに流れる映像に目頭が熱くなりました。
映像が終了すると、流れるように2年生全員が入場。お祝いの言葉と合唱のプレゼントには「我が家」らしい、温かな真心がこもっていました。
代表生徒からいただいた額には、先ほどスライドで見た全員の顔写真が順に印刷されています。
「…ごそつぎょうおめでとうございます。えがおをわすれずにおげんきで。わがや いちどう」
何という粋な卒業証書でしょうか。
「だから教員はやめられない」、あらためてそう思った瞬間でした。
「この感動をぜひ伝えよう」、4月から、縁あって教員養成の道に進むことになった私に、勇気を与えてくれた卒業式でした。
2年生諸君、心からありがとう。