学校日記

12/21 読書の窓〜テレビ・映画の原作本から

公開日
2015/12/21
更新日
2015/12/21

図書館より

〈左〉『下町ロケット2 ガウディ計画』 池井戸潤 小学館

テレビドラマのヒット作品や映画の原作本は人気があります。
4年ほど前に蔵書化した『下町ロケット』1巻(第145回直木賞を受賞しています)は、この地方の基幹産業の一つである航空宇宙産業を扱っていたこともあり、小説好きでない生徒も借りに来館する人気ぶりでした。
今回発売された2巻は航空宇宙で培った技術を医療技術に転用する中で起こる出来事を緊迫感ある筆致で描いた内容となっています。医療現場の現実をかいまみることができ、ドラマを見た生徒からは「いつ入ってくるの?」とたびたび催促を受けていました。
本日入荷したため、冬休みの貸出に間に合わず申し訳ありませんでしたが、3学期に読んでもらえたらと思います。

〈右〉英文対訳 『父と暮せば』 井上ひさし こまつ座
今月公開の映画「母と暮せば」はこの作品を書かれた井上ひさしさんの遺志を継いで舞台を広島から長崎に、父を母にかえて制作された作品です。トップアイドルの主演もあり生徒の関心も高かったのですが、本校蔵書として提供できるのはこちらの英文対訳版のみとなります。こちらも本日入荷となりました。

2学期にあまり本を読めなかった人も、冬休みは1冊だけでも本を読みましょう。