ゲームについて考えよう
- 公開日
- 2010/10/19
- 更新日
- 2010/10/19
保健室
10月のテレビ放送は、ゲームについてです。ゲームに夢中になって、夜遅くまでやっている子や、休日に何時間もやっている子がいます。ゲームを30分やると、読書を2時間する場合と同じくらい目が疲れるそうです。ゲームをたくさんやると、目が赤くなったり、チカチカするという子がたくさんいます。(写真1)
ゲームばかりしていると脳は発達しないの?
体は運動すると、きたえられます。脳も、読む・書く・計算すると発達し、20才くらいまでかけて完成していきます。特に、脳の前の方は、考えたり、行動や感情をおさえたり、コミュニケーションをしたりなど、人間として重要な働きをする大切な部分です。ゲームでは、この部分はあまり働いていません。
写真2は、ひとけたの計算をしているときの脳のようすです。赤い部分が活発に働いているところです。
写真3は、ゲームをしているときの脳です。複雑なゲームをしていても、脳の見る分野と指を動かす分野ぐらいしか働いていません。
子どものころは、スキンシップ・集団遊び・手遊びなど、五感を使った遊びで、脳は発達します。
ゲームをやる時間について、おうちの人と約束を決めましょう。