学校日記

7/13 7月の本棚〜分類番号700番台の本

公開日
2015/07/13
更新日
2015/07/13

図書館より

7月の7は図書分類で「芸術」の分野となります。
スポーツもこの分野に含まれ、この分類の中では一番人気があります。
マンガ、合唱、釣りの本などもよく借りられています。
図書委員から700番台のおすすめ本を紹介してもらいました。

〈左〉『ゲーム製作者のための北欧神話辞典』松之木大将 翔泳社 2014
分類番号798(室内娯楽/テレビゲーム〉
北欧神話の登場人物を美しいイラストと分かりやすい文で紹介している本です。
知っていそうで知らない北欧神話を面白く理解できるのでおススメです!
(3年)
ゲームをきっかけに、伝説や神話に興味を持ち本を探す生徒が少なからずいます。
他のヨーロッパの神話に比べて争いの多い北欧神話はゲームストーリーのモチーフに採用しやすいのでしょう。北欧神話について書かれた本はまだまだ少なく、この本はまさに需要にピッタリ。「よく動く」本です。

〈右〉『ぼくは戦争は大きらい』やなせたかし 小学館 2013
分類番号726(マンガ)
アンパンマンでおなじみのやなせたかしさんが自身の戦争体験を綴ったものです。
意外と知られていないやなせさんの軍隊の経験はすさまじいものがあります。
改めて戦争というものがわかる本です。ぜひ読んでください。
(1年)
726の棚はマンガの描き方からマンガそのもの、絵本やその作家のみなさんのエッセイなどが含まれています。この本も作者が作家であることからこの棚にありますが、実は戦争について書かれた硬質な本です。裏表紙以外はイラストもなく、戦時中の写真と文章からは最晩年のやなせさんが並々ならぬ思いでこの本を著したことがわかります。