学校日記

2/3 読書の窓 後藤健二さんの著作

公開日
2015/02/03
更新日
2015/02/04

図書館より

〈左〉『ようこそボクらの学校へ』
  分類番号367[社会科学—家族・児童問題]
〈右〉『エイズの村に生まれて〜命をつなぐ16歳の母・ナターシャ』
  分類番号493[医学—内科学]

『今回のプロジェクトは、「私にできることは何か?」という問いに対する、ジャーナリストとしての私なりの答えです。』
『最後に、くじけて逃げ出しそうになるわたしを元気づけてくれる家族に「いっしょにいてくれてありがとう」といいたいと思います。」  (あとがきより)

様々な視点で報道がなされていますが、これらの本を読むことで後藤さんが何を思い、伝えようとしたか、その一端を知ることができます。
『ようこそボクらの学校へ』は2003年(平成15年)に書かれたものですが、現在の状況を予感させるものがあります。
紛争・災害地域で生活することが日常となっている子どもたちに寄り添うあたたかさが行間から伝わってきます。

読書を通して人を思い、世界を知る。本の力です。