1/22 伝えたい生徒の言葉、福祉実践教室
- 公開日
- 2015/01/22
- 更新日
- 2015/01/22
校長室
1月15日に1年生を対象に行われた福祉実践教室における生徒の感想を一部紹介します。いずれも豊かな感性で捉えた温かい感想ばかりです。将来、互いが住みやすい社会づくりへの貢献が期待でき、心強さを感じます。
<ユニバーサルデザイン>
ユニバーサルデザインとは、すべての人が安全に安心して暮らせるようにという思いやりのこもったものだということが分かった。日常の当たり前だと思っているものや、いつも見過ごしているところにもユニバーサルデザインはかくれていて感心した。岩倉市内にもたくさんのユニバーサルデザインがあり、あたたかい町だと感じた。これから日常の中にあるユニバーサルデザインを探していこうと思った。
<要約筆記>
どんなことをやるのかがとても不安だったけど、やってみると自分で工夫することができてとても楽しかったです。「音のない世界」というものを今まで考えたこともなかったので字幕や電車の電光掲示板、ケータイやLINEまでもがこんなに役に立つんだなあとびっくりしました。私も耳が聞こえない人にために何ができるのか、よく考えてみたいと思います。
<高齢者疑似体験>
今まで、年をとると目が見えなくなるとか膝が曲がらなくなるとか、聞いたことはあっても、実際にどんな風になるのかは想像がつかなかった。だけど、今回の体験を通して、自分が想像していたよりもはるかに大変だということが分かった。とくに、ゴーグルをつけての体験は、字も全く読めなくて、色も何色か全然わからなかったので、こんなにも目が見えない状態で生活している高齢者の人は大変だと思ったし、そのせいで事故にあう人が少しでも減るように、私たちが支えないといけないと思った。
<手話>
一番心に残ったことは、「伝えようとする気持ちが大切」ということです。手話を行う側ががんばって行えば、読み取る側もがんばって読み取ってくれると思いました。そして、手話ができたら、今よりも多くの人とコミュニケーションをとることができると思います。人の気持ちを考えて行動すれば、障害なんて関係ないと思います。