学校日記

1/17 生徒1人1台タブレット時代をどう迎えるか

公開日
2015/01/17
更新日
2015/01/17

校長室

 国は、2020年までに児童生徒1人1台タブレットPCの教育利用を目指しています。
 今日は私が所属する「愛される学校づくり研究会」で、国際大学GLOCOM教授の豊福晋平氏に、北欧におけるICT教育利用の実際を紹介していただきました。
 もともと個別学習が主流の欧米において、ICT機器は大きな役割を果たします。
 スウェーデンではタブレット端末が1人1台配布され、また、デンマークでは個人持ちのタブレットを学校に持参させて(BYOD=Bring Your Own Device)、教育に活用しています。
 タブレットPCは、学校でも家庭でも利用され、校内外でメールをしたり、宿題をネットで出題したり、情報をグループでシェアしたりするなど、幅広い使われ様です。
 これによって得られる効果は、学習者の記述力やICTスキルなどの伸長で、特に長い文章を構造的に書くなどといった21世紀型スキル(高度な学び)の向上に適しているようです。
 日本でも近い将来、個人用ICT機器の配布や365日24時間のネットワークアクセス環境といった時代が到来します。それに備えて今何をしなければならないかは喫緊の課題です。様々な角度から真剣に話し合いました。(校長)