学校日記

1/10 良い教師とかけて、何と解く?

公開日
2015/01/10
更新日
2015/01/10

校長室

 大口中学校で教師力アップセミナーが行われ、本校からも5人が参加しました。
 講師は東京大学教育学研究科教授の秋田喜代美先生で、演題は「子どもがつながる授業、質の高い学びのある授業をめざして」です。
 良い授業の条件は、居場所感があって、対象に夢中になれることです。
 そのための良い教師の条件として、次のなぞかけが紹介されました。

 「良い教師とかけて、盆栽と解く。その心は、松(待つ)と菊(聴く)が多い」

 教師が待つ姿勢や聴く姿勢を大切にすることで、生徒が「自分たちの力でやり遂げた」と思える授業が実現します。
 創造的な失敗をすることで、概念を深く理解できたり、類似の問題を解く力が付いたりして学びの質が深まります。クラス全体が、分からないことに付き合って一緒に考えようという学び合いの思想が大切であるという話で、大いに勉強になりました。