学校日記

7/11 東日本大震災の教訓

公開日
2014/07/11
更新日
2014/07/11

校長室

 愛知県校長会の常任委員会・評議員会研修会で「東日本大震災とこれからの学校防災」と題して、元石巻市立開北小学校校長 岸澄夫氏の講演を聞きました。
 震災当日、2時46分に地震が発生してからの避難、津波からの避難、避難所開設など、刻々と変化する状況に対する判断や対応を克明に説明していただきました。
 防寒着を着て校庭に避難、車を校庭に入れてカーラジオで情報取得、大津波警報の情報を得て2・3階に避難、児童を引き取りに来た保護者からの催促への対応、避難してきた他の住民への対応等、その場その場の判断・指示がいかに難しい状況だったかが目に浮かぶようにわかりました。
 様々な場合を想定した避難場所の決定、過去の災害に関する知識の必要性、避難訓練や備蓄など災害への備え、保護者や地域との良好な人間関係作りなどが、いかに大切かを痛感する内容でした。
 本校でも、防災マニュアルの見直しや職員への共通理解を、今まで以上に図っていきたいと思っています。