地域の人から聞いた、いい話
- 公開日
- 2013/09/18
- 更新日
- 2013/09/18
校長室
先週の金曜日、ある男性から学校にお礼の電話がありました。
内容を要約すると、
「3日前(先週の火曜日か水曜日)、誤って自転車から転落し、田んぼに顔から突っ込んでしまった。自力で脱出しようにも力が入らずどんどん沈んでいく。鼻の穴が泥の中に入り、あと1〜2分で息ができなくなると思ったところ、中学生の2人の男の子が自分と自転車を引き上げてくれた。彼らが来てくれなかったら死んでいた。名前も聞かずに別れてしまったので、ぜひ、校長先生にお礼が言いたい」
という内容でした。
週明けの本日、各教室でこのことを伝え、該当者を聞いたところ、5人の生徒の善行であることが分かりました。
早速校長室に呼んで様子を聞きました。
やはり、下校途中に助けを求める声が聞こえ、男子生徒2人が男性を引き上げたそうです。また、それを見かけた女生徒3人が近くの家に救急車への連絡を依頼しました。見事な連携プレーです。
とっさに「助けなければ」と判断し救出した5人の生徒の行動は本当にすばらしいと思います。
ホームページでの紹介を打診したところ、「それほどのことではないのでやめてほしい」と遠慮がちでしたが、ぜひにとお願いして了承をもらいました。
人命を救うというすばらしい行為にも、これを当たり前とする謙虚な姿勢に重ねて感心しました。
※写真には時間が揃わなかった関係で4人のみを掲載しています。