自問清掃で心を磨く
- 公開日
- 2022/07/02
- 更新日
- 2022/07/02
校長室
一般的に、学力が高いと言われる人は、知識が豊富で、テストで高得点がとれるような人のことを言います。このようにテストなどで数値化できる能力を認知能力と言います。一方、数値化できない能力のことを非認知能力といいます。たとえば、「自分の感情をコントロールする力」「人と協力する力」「最後までやり遂げる力」などです。どちらも皆さんには必要な能力ですが、AIが進化している現代では、社会で成功するためには、あるいは幸せな人生を送るためには、非認知能力の方が大切だと言われています。
皆さんは、自問清掃で、毎日「チャレンジ玉」や「しんせつ玉」「見つけ玉」を磨いています。「チェレンジ玉」は、自分の感情をコントロールして、人を邪魔しないように黙って掃除をすること、「しんせつ玉」は、人の気持ちを考え、言葉ではなく行動で協力をすること、「見つけ玉」は、一見きれいなところでも、できることを見つけ、最後までやり遂げることです。皆さんは、毎日、自問清掃を通して、非認知能力を磨いているのです。
自分の成功や幸せをつかむためにも、自問清掃の時間を大切にし、自分と向き合い、自分と対話をしながら、自分の心を磨いていきましょう。