255名の新入生を迎え、入学式を行いました。新入生の皆さんには早く中学校生活に慣れ、毎日元気よく学校生活を送ってくれることを願っています。
新入生の皆さんを待ちきれず、校庭の桜は満開を過ぎてしまいました。255名の新入生の皆さん、入学おめでとうございます。また、ご臨席を賜りました保護者の皆様、お子様のご入学、誠におめでとうございます。今朝、真新しい制服に身を包み、登校していく我が子の姿は一回り大きく見え、感慨もひとしおではなかったでしょうか。コロナ禍の中、色々と心配されたことと思います。在校生のいない入学式ではありますが、このように挙行でき、安堵と共に本日から大切なお子様をお預かりする責任に、身が引き締まる思いでおります。今後、ご家庭でのご理解、ご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。
さて、新入生の皆さん、皆さんは昨年度、小学校の最高学年として、コロナウイルス感染症の対策をしながら、下級生の手本となり、下級生を導いてきたことと思います。その中で身につけた判断力や行動力は今日から始まる中学生としても、大きく役立つはずです。早く、本校の一員として、さらに力を向上していくことを期待しています。そのためにも本校で取り組んでいる大切なことがあります。それは、「ABCDの原則+感謝」です。当たり前のことを追求し、常に感謝の気持ちをもって、当たり前のことにも感謝しようという意味です。コロナの影響で、当たり前のことが当たり前ではなくなり、当たり前のことが本当に有り難いことであると感じる日々が続いています。皆さんも感謝の気持ちをもち、当たり前のことが自然にできる岩中生になってほしいと思います。
最後になりますが、校長先生の自作の詩をプレゼントします。
自分の考えは 青く澄み切った 大空のように
自分の思いは 広く深い 大きな海 大海のように
そして
自分自身は 大地にしっかりと根をはった 大きな木 大木でありたい
大きな大きな 森の中の 一本の木でありたい
岩倉中学校という大きな森の中の一本の大木に成長することを願って、式辞といたします。
令和3年4月7日
岩倉市立岩倉中学校長 高御堂 勝久