各種表彰伝達を行った後、2学期終業式を行いました。
校長式辞、校歌斉唱で式を終えた後、生徒指導の柳原先生より、通知表の話として、数値で人の価値は決められないが、数値が自分を励ましてくれると受け止めることが大切であるという話がありました。
冬休みの間、事故、健康に気をつけて、有意義な休みを送ってほしいと思います。
2学期が終業します。2学期のスタート、始業式で、当たり前の反対は「ありがとう」という感謝です。当たり前のことがちゃんとやれている反対側の立場では、感謝の気持ちが大切なのです。だから、ABCDの原則+感謝を常に意識してほしい。と話しました。
2学期中、校長先生は感謝の「ありがとう」を生徒の皆さんに何度も伝えてきました。それは、皆さんと共に過ごした同じ空間、同じ時間に、皆さんのすばらしい取組、立派な姿と出会うことができたことへの感謝です。どの学年も、成長できた立派な2学期でした。
さて、今週の火曜日の朝、岩倉市子ども人権の歌「また明日ね」が放送で流れました。岩倉市内小中学生とシンガーソングライターの大野靖之さんとで作り上げた歌です。大野さんのことは、2年・3年生の人は、昨年度、講演、ライブを行っていただいたようなので、よく知っていると思います。前日の月曜日に南小学校で、大野さんと小学生による歌の完成発表がありました。題にもなっている「また明日ね」は本校の生徒会役員2年の熊本佳純さんが大野さんに直接伝え、採用された言葉です。発表の時、大野さんからこんな話がありました。
「歌っていうのはかっこいい言葉を入れればいいんではなくて、普段使っている言葉を歌詞に入れることがとても大事なんです。そうすると、人の心にすっと入っていく歌になるんです。「また明日ね」これ最高だと思ったの。みんな使うでしょ。でもね、毎日毎日、友達と会えることって、実は今だけ。大人になると友達に「また明日ね」って言わなくなるんだよ。だから、今みんなが言える「また明日ね」、この気持ち、この言葉をとても大事にしてほしいなって思って、この歌作りました。タイトルが「また明日ね」、最高じゃないかな」。この話を聞いたとき、校長先生は友達とは毎日会えないけれど、生徒の皆さんや先生たちとは会える。これから「さよなら」ではなくて、できる限り「また明日ね」を言おうと思いました。昨日も、一昨日も、教頭先生に「また明日ね」と言って、帰りました。友達と毎日会えること、「また明日ね」という言葉、気持ちを大切にしてほしいということを2学期の最後に皆さんに伝えたいと思いました。
最後に、すばらしい2学期にしてくれた皆さんに2学期最後の「ありがとう」、そして、「また、1月7日ね」。
平成30年12月21日 校長 高御堂 勝久