学校日記

11/28<伝えたい生徒の言葉>しなやかな感性

公開日
2016/11/28
更新日
2016/11/28

校長室

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 22日に行った人権講演会、生徒の感想からは、講師である上田若渚さんと杉浦貴之さんから多くのことを学んだことが窺えます。
 生徒たちのしなやかな感受性と吸収力に感動しました。
 以下に何人かの生徒たちの感想(抜粋)を紹介します。

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 何の不自由もなく生きている自分でも、前向きになれていないことがあったりするけど、今日話をしてくださったお二人は、すべてのことに前向きに取り組めていて、本当にすごいなと思いました。これから自分は今持っている夢ややりたいことに自信を持ってたくさんのことに挑戦していきたいと思います。自信をもつこと、あきらめないことを大切にしたいです。

 私は「生きる」ことや「前向き」ということについて考えながら聞いていました。歌に込められた意味、それを表現する歌声で、心にいろんな思いが伝わってきました。「夢」といえる「夢」は私にはありません。目標なんてものは達成したことの方が少ないです。でも、お二人の話を聞いて「すごい大きな夢でもかなっちゃうんだ」と思いました。なので、私は夢を作って声に出して成功させたいと思いました。
 
 産まれたことに感謝することが大切だなと感じました。目が見えないことがいやなのではなく、目が見えないことでいやだと思っている自分がいやだから、今の若菜さんがいるのかなと思いました。もし、自分の目が見えなかったら、ずっと下を向いていると思います。だけど、若渚さんは下を向くのではなく、みんなを笑顔にしています。産まれてきて、自分がするべきことを見つけて、前に進んでいるので、すごいなと思いました。

 私は今日の講演会に来てくださった方のお話や歌を聴いて「生きている」ということのすばらしさ、前向きに挑戦し、諦めないことの大切さを学ぶことができました。中でも印象に残ったのは「母は子どもを命がけで産んだ」「子どもも命がけで産まれてきた」という言葉です。今ここに1つの命として生きていることは本当に奇跡のようなことで、今ある自分の命、そのままの自分を精一杯生きなければいけないなあと思いました。失われてしまった命のためにも、前向きに一生懸命生きていきたいです。

 私は2人の歌を聴いた時、気づいたら涙がこぼれていました。今まで、自分について、自分の命について深く考えたことがなかったけど、今日のお話や歌を聴いて命は本当にかけがえのないものなんだと気づかされ、自分の命も他の命も大切にしていかなきゃいけないと強く感じました。また、せっかく生きているのだから、後悔の残らないように今を生きていきたいと思いました。

 自分は何事もできなかったらすぐあきらめてしまうような性格だったけど、今回の人権講演会を終えて、すぐにはあきらめずに人一倍がんばれるような気持ちになれた気がします。夢を持ち、それを言葉にし、言い続けて、そしてかなえられるような人になりたいと強く思うようになれました。人権講演会が聴けて本当によかったです。