学校日記

6/17 読書の窓 岩中生のおすすめの本〈4〉

公開日
2016/06/17
更新日
2016/06/17

図書館より

「ちいさな労働者」ラッセル・フリードマン著 あすなろ書房 1996 NDC36(児童労働)

写真ページが多く読みやすいです。児童労働がアメリカでもこんなにもあったんだということがよくわかり、それが今につながっているのかと考えさせられます。(2年男子)

子どもが安価な労働力として過酷な環境で働く姿を撮影し、後に「アメリカを変えた」と言わしめたルイス・ハインの評伝とあわせ、今から100年ほど前の子どもたちの姿を収めた1冊です。
現在でも児童労働の問題は世界各国で未解決のままです。最近アメリカ、イギリスで起こった銃による事件においてもその背景には移民問題があり、移民2世、3世の中にはこの本に出てくる子どもたちと同じような生活状況に置かれている子どもも少なくないと言われています。
この本を紹介してくれた生徒の意識の高さに、思わず背筋が伸びました。