3/25 教育長室を彩る生徒作品
- 公開日
- 2016/03/25
- 更新日
- 2016/03/25
校長室
教育長室には、市内各校から数点ずつの児童生徒作品が展示されています。
「身近に学校を感じていたい」という教育長さんの思いからです。
本校からも、美術の時間等に作成した作品を展示し、一定期間で取り換えています。
今回は、写真のように文字をデザインした2作品を展示しました。
作品に添えられたコメントを以下に紹介します。
「冷える」
静かな氷の世界を意識しました。一目見ただけで「冷たい」という雰囲気が伝わるように寒色系の青色をベースにしました。
また、シンプルなデザインながらも氷を本物に近づくように描き、文字の線の色を濃くすることで「冷」という文字がバックに飲み込まれないようにしています。
氷の透き通るような透明感を出すのと、氷が溶け出した水たまりに波紋を描き、動きをつけるのに力を入れました。
「駒」
「かっこいい」を目指して、モノトーンで色を塗りました。しかし、モノトーンだけではまとまりすぎているので、「赤」を使って、バランスをとりました。
この作品では、板や駒を立体的に描いてはいるけれど、あえて全体的に(駒を除く)平面的に色を塗りました。平面的に塗ることで新鮮さは欠けるものの、一目見ただけで印象に残ると思ったからです。
メインの絵と名前を枠で囲ったのは、周りの色と区別するためと、2つ(メインの絵と名前)を額縁に入れ、壁に掛けているというイメージを出したかったからです。
少し他の人とは違うものを描きたいと思い、このような作品にしました。技術はまだまだですが、自分なりに納得できる作品に仕上げられたと思います。