学校日記

【校長室より】かけがえのない「いのち」の奇跡とつながりに包まれて ~第2回学校保健委員会「いのちの授業」~

公開日
2026/11/04
更新日
2026/11/04

校長室

11月4日(水)、2年生と、ご参加いただいた保護者の皆様とともに、今年度第2回となる学校保健委員会を開催しました。

今回は、一宮市を中心に「生」と「性」の両面から命の大切さを伝えてみえる、助産師グループ「OHANA(オハナ)」の坂井桃子先生をはじめとする皆様を講師にお迎えし、「いのちの授業」のご講演をいただきました。

グループ名の「OHANA」は、ハワイ語で「家族」を意味します。この言葉には、「家族のあり方や、人と人とのつながりを大切に考えてほしい」という温かい願いが込められています。

今回の講演は、私たちが今ここに生きていること、そして家族の深い愛情や無数の奇跡に包まれて生まれてきたことを、改めて深く心で感じる時間となりました。

講演の中では、胎児の大きさを実感したり、妊婦体験や胎内体験を通したりしながら、命の重みや温かさを体感しました。

また、事前アンケートとして保護者の皆様にご協力いただいた「お子さまと初めて対面したときの気持ち」のメッセージも紹介されました。


【保護者の皆様から寄せられた温かなメッセージ(一部ご紹介)】

「お腹の中にいるときは初めての子育てで、不安も感じていたけれど、産まれてきてくれて、顔をみたとき、私が絶対守る!と思いました。うまれてきてくれてありがとう、心からそう思いました。」

「初めて出会った瞬間、体中から湧き出てくる、言葉にはできない温かさと、愛おしいと思う感情でいっぱいになりました。元気に無事に生まれてきてくれて、ありがとう。パパとママの元へ来てくれて、ありがとう。」

「陣痛がはじまって26時間15分。ずっと起きて本当に辛くて痛くていつまで続くのかと思ったけど、10カ月間会えることを何よりも楽しみにしていたので母はがんばりました。『うまれてきてくれて、ありがとう。よくがんばったね。無事にうまれてきてくれただけで100点満点。』そう心から思いました。」

「お産には3日かかり、やっとあなたの産声を聞いた時には、うれしくて涙がでました。初めて娘に会えた時は、本当にうれしくて生まれてきてくれてありがとうの気持ちでいっぱいでした。あなたが生まれてきてくれたことで、周りの人みんなが幸せになっていることを感じました。」

「初めて我が子を抱っこしたときの温もりと、元気に育ってほしいと願った初心を、今でも鮮明に覚えています。」

「私をお母さんにしてくれてありがとうと心から思いました。言葉では言い表すことが難しい、今までに感じた事がない初めての喜びで胸がいっぱいになりました。我が子ほど尊い存在はないと感じました。」

「無事に生まれてくることは当たり前ではなく、奇跡の連続なんだなということを感じました。元気で産まれてきてくれた、それだけで十分です。」


こうして紹介されたメッセージからは、子供たちが誕生した瞬間にどれほどの喜びと、たくさんの愛情が注がれていたのかが伝わり、会場にいる全員であたたかな時間を分かち合いました。

私自身も、子どもたちが生まれた当時のことを改めて思い返す中で、胸が熱くなり、思わず涙がこぼれそうになりました。親として、もう一度真剣に子どもと向き合っていかなければならないと、深く心に刻む貴重な時間となりました。

私たちがこうして毎日を過ごし、命を繋いでいることは決して当たり前のことではありません。

今回の授業を通して、生徒のみなさんは自分自身の命の尊さに気づき、まわりの大切な友だちや家族の存在に改めて目を向けることができたことと思います。

保護者の皆様につきましても、今回の学校保健委員会を機に、ぜひお子様が生まれた当時のことや、これまでの成長の歩みを、ご家族でもう一度振り返る温かな時間をもっていただければ幸いです。

ご参加いただきました保護者の皆様、そして素晴らしい学びと温かな時間を届けてくださったOHANAの先生方、本当にありがとうございました。

今日感じた「いのちの温もり」を胸に、これからの時間を大切に歩んでいきましょう。