ミラクルムーン
- 公開日
- 2014/11/06
- 更新日
- 2014/11/06
その他
○ 11月6日(木)
昨夜の月は「ミラクルムーン」とよばれているそうです。なぜミラクルなのか、それは171年ぶりに幻の『3度目のお月見』=『後(のち)の十三夜』だからです。みなさんはご覧になりましたか。
(後の十三夜のいわれ)
旧暦では1年の日数は約354日でしたが、太陽の1年はご存知の通り365日です。そのため旧暦を使っていた時代には「閏月(うるうづき)」を、約3年に1度挿入することで、季節のズレを調節していました。その旧暦のカウントでいくと、今年は「閏月」がある年となり、9月の後に閏(うるう)9月が入ることになるそうです。そうなると1年に2回、9月13日が出現することになるのですが、9月13日は「十三夜」の日です。この2回目の十三夜のことを「後の十三夜」と言います。お月見が3回できるのはこの閏9月がある年だけです。前回、閏9月が挿入されたのは1843年(天保14年)。江戸時代で、黒船来航の10年前です。