表彰伝達・生徒会任命式とに引き続き、1・2年生の修了式を行いました。校長先生から来年度は1年生は中堅学年・2年生は学校をリードする立場でがんばれるように春休みに次の学年の出発に向けて準備をしていこうというお話がありました。最後に生徒指導の高岡先生から春休みの生活のについての話がありました.充実した春休みにしていきましょう。
式辞
ただ今、2年生285名、一年生259名の代表の人に修了証を渡しました。これは、皆さんが一年間しっかり勉強し、二年生、一年生の全課程を修了したことを証明するものです。
1年生は、心灯式で灯した、感謝の灯、勉強の灯、運動の灯、掃除の灯、おもいやりの灯を大切に灯し、大きく育ててきました。岩倉中学校の中堅学年になるのにふさわしい成長を遂げたと思います。4月から迎える後輩の、よきお手本となることを確信しています。
2年生は、後半から3年生に代わって学校をリードする立場を徐々に受け継いできました。既に「最高学年の自覚、八本柱」を意識していることは頼もしい限りです。岩倉中学校のリーダーとして、これまでの伝統を受け継ぎ、ますます素晴らしい学校づくりに邁進してくれることと期待しています。
さて、明日から春休みです。
「陶淵明」という中国の有名な詩人に次のような作品があります。
盛年不重來 盛年(人生の盛んな時期)重ねて来らず。
一日難再晨 一日に再び晨(あした・朝のこと)なり難し。
當勉及時励 時に及んで當(まさ)に勉励すべし。
歳月不待人 歳月は人を待たず。
意味は、「うかうかしている間に人生の盛んな時期は過ぎてしまうものだ。一日の朝は二度とは来ないのだ。今こそ励む時だ。歳月は人を待ってはくれないのだから。」となります。
春休みは、次の学年へとジャンプするための大切な準備期間です。この詩のように、うかうかしているとあっという間に時間が過ぎてしまいます。
今日は修了式ですが、同時に次の学年への出発の時でもあります。4月には、新しい出会い、新しい環境が待っています。それを楽しみにしながら、対応できるように準備をしておきたいですね。
そこでもう一つ詩を紹介します。井上靖さんが書いた、「出発」という詩です。
出発
井上 靖
ぼくは
マラソン競走で
白いスタートラインにならぶ時がすきだ。
軽く腰をうかせ
きっと遠い前方の山をうかがう
あの瞬間のびんと張った気持ちが好きだ。
やがて笛は鳴りひびくだろう。
ぼくたちはかけ出す。
校庭を一周し、町をぬけ、村を通り、おかをこえる。
友をぬいたり
友にぬかれたりする。
みなぎってくる
いろいろの思いをしずかにおさえて
友と友の間にはさまれて
先生の笛の合図をまっている
あのふしぎにしずかで、ゆたかな、出発の時がすきだ。
どうですか。春休みはまさに出発の時です。新しいクラス、新しい教室、新しい担任、新しい教科書、皆さんは、新しい出発のために、どんな準備を整えておきますか。
始業式、また、ワンランクアップした皆さんとの出会いを楽しみにして、式辞といたします。
平成27年3月24日
岩倉中学校長 野木森 広