表彰伝達と終業式を行いました。表彰伝達では部活動の大会で、上位に入賞した仲間の表彰がありました。終業式では校長先生から「また明日」と言える今を大切にしよう、自分自身を大切にしようという話があり、その後、各学級で担任の先生から通知表が渡され、2学期の振り返りを行いました。
長い2学期が終わりました。緊急事態宣言下の中で始まった2学期。今日、こうして終わりを迎えることができたことに感謝の気持ちでいっぱいです。
優学年の皆さん「また3学期!」有意義な冬休みを過ごして下さいね。
コロナが心配された2学期が終業となります。無観客などの制限はありましたが、ほとんどの行事が実施でき、皆さんの成長が見られ、うれしく思います。そんな2学期、11月に、県内の中学校で、生徒の命が奪われる悲しい事件が起きました。12月6日の人権週間には、人権擁護委員の井上様にお越しいただき、事件のことを含め、命の尊さについてお話をしていただきました。その後、校長先生は、最終下校時刻に流れる、岩倉市子ども人権の歌「また明日ね」が強く、心に残るようになりました。この歌は3年前に、当時の市内小中学校の代表児童生徒と歌う道徳講師と呼ばれるシンガーソングライターの大野靖之さんとで、歌詞をつくり、大野さんが曲を付けて、でき上がったものです。当時歌詞づくりに参加した人が、皆さんの中にいると思います。題にもなっている「また明日ね」は岩中のある生徒が思いつき、大野さんに伝え、採用された言葉です。3年前、南小学校で行われた完成発表の時に大野さんがこんな話をされました。「歌はかっこいい言葉ではなくて、普段使っている言葉を歌詞に入れることがとても大事なんです。そうすると、人の心にすっと入っていく歌になるんです。『また明日ね』これ最高だと思ったの。みんな使うでしょ。でもね、毎日毎日、友達と会えることって、実は今だけ。大人になると友達に『また明日ね』って言わなくなるんだよ。だから、今みんなが言える『また明日ね』、この気持ち、この言葉をとても大事にしてほしいなって思って、この歌作りました」この大野さんの言葉を思い出し、改めてこの歌詞を見てみると、本当にみんなの気持ちやみんなに大切にしてほしいことが込められています。2学期の終わりに、1年の締めくくりに、一度、ゆっくりと歌詞を味わってほしいと思います。一部紹介します。
悲しいことや 苦しいこともある 心がこわれそう
そんな時には わがままだっていい 君が君を愛すること
この広い世界で 僕として生まれたこと 大切にしなくちゃな
弱さとか見せるだろうけど
勇気を出して言えた「ごめんね」
あたりまえと思って通りすぎていた「ありがとう」
また会いたくて また明日ねと 手をふる君の背中を見た
明日の君が 笑顔でありますように
明日も君と 笑顔で会えますように 同じ空の下
休み明け、1月に笑顔で会えますように、願っています。