表彰伝達に引き続き後期役員の任命式が行われました。「1人はみんなのために みんなは1人のために」の精神でがんばっていってほしいと思います。校長先生からは先日ノーベル賞を受賞された北里大特別栄誉教授の大村教授・ザ・リッツ・カールトン・ホテル・カンパニー日本支社長の高野登様から「もう1歩の努力」の大切さについてのお話がありました。
(10月13日 校長講話)
今年もまたノーベル賞に、日本人2人が選ばれました。
そのうちの1人である、北里大学の 大村智 教授は、寄生虫病の治療薬を開発したという理由で医学・生理学賞に選ばれました。
大村教授は、小さなビニル袋をいつも持って歩き、あらゆる場所の土を集めて、その中に病気に効く成分を作り出す細菌がいないかどうかを調べるという、地道な研究を続けました。その結果、20世紀最大の発見と言われる、治療薬の成分を見つけたのです。
大村さんは、成功の秘訣をこう語っています。
「成功した人は失敗したことを言わないんですよ。成功した人は人の2倍も3倍も失敗している。1回や2回失敗したってどうってことはないよ。何回もやっているうちにびっくりするぐらいうまくいくことがある。それを味わっちゃうと何回失敗しても怖くない。1回失敗してダメだと思ったらダメだ。失敗してよかった、これが必ず役に立つと思って続けることが大切。 もうちょっと、もう一歩、もう一晩、もうひと工夫、もうひと頑張りが大切なんです。」
これを聴いて校長先生は、日本に、ザ・リッツ・カールトンという一流ホテルの支店をつくった高野登(たかの のぼる)さんという人の言葉を思い出しました。
「99度までは熱いお湯だけれども、あと1度上がって100度なると蒸気になって蒸気機関車を動かす力が出る。しかし、99度ではまだ液体だから、蒸気機関車は動かせない。この1度の違いを意識しながら仕事をする。」という言葉です。
皆さんは、日々いろんなことに努力しています。すぐに結果は出ないかもしれません。でも、もしかするとその努力は99度のところまできていて、もう一歩努力すると100度の水蒸気になるように、びっくりするくらいうまくいくところなのかもしれません。
その違いは、いつ訪れるか分かりません。もう一歩の努力が大きな差になることがあるのです。常が大事です。もう一歩の努力を続けましょう。