学校日記

2月2日(火)は節分です!

公開日
2021/02/01
更新日
2021/02/01

学校日記

明日は節分です。124年ぶりに2月2日が節分になります。節分とは季節の分かれ目で、本来、年に4回あります。つまり立春、立夏、立秋、立冬の前日が節分です。でも今では立春の前の節分しか行事ごとはしないようです。節分の「鬼は外福は内」というかけ声で厄払いをする行事は、室町時代から続いている伝統的なものです。季節の分かれ目には鬼という厄がやってくるので、それを払うというものです。では鬼の正体は何でしょうか。鬼は鬼門と言って「丑寅(北東)」の方角からやってきます。ですから鬼は虎柄のパンツをはいて、牛のように角を生やしています。そして鬼は感染症を象徴しているとも言われています。例年に増して、今年の節分は意味があるようです。コロナという鬼を早く退治したいものです。
では、鬼を退治するときは豆をまきますが、なぜ豆なのでしょうか。それは元々米や麦と同じく、豆も「五穀」といって神聖なものと考える考え方が古来あったことと、豆は「魔滅」に通じることからだそうです。
「鬼は渡辺家にはやってこない」という話もあります。平安時代に鬼退治で有名な源頼光の家来で四天王とよばれた中に渡辺綱(わたなべのつな)という武将がいました。(はやりのアニメで言えば鬼殺隊?)その渡辺綱が鬼退治で大活躍したことから、渡辺という家には鬼が恐れて寄りつかないと言われています。
節分に関してはまだまだいろんな話があります。古来より春の訪れを感じる日本の伝統行事ですので、子どもたちにも大切に伝えていきたいですね。