【人権講演会】腰塚勇人さん『命の授業』
- 公開日
- 2024/12/05
- 更新日
- 2024/12/05
今日のできごと
12月3日(火)の3・4時間目に、全校児童を対象に人権講演会を実施しました。全国各地で2000回を超える講演を行っている腰塚勇人さんをお招きし、『命の授業』と題して話をしていただきました。腰塚さんは、元々中学校の熱血体育教師として教壇に立っていましたが、2002年にスキーの事故で首の骨を折る重傷を負いました。医師からは「一生寝たきりか、車イスの生活」になることを宣告され、一時は生きる気力を失います。しかし、教え子や周りの人たちの温かい支えにより気持ちを切り替え、強い意志でリハビリに励み、奇跡的な回復をして教壇への復帰を果たしました。その壮絶な人生は、テレビ番組「奇跡体験!アンビリバボー」でも紹介され話題となりました。
自らの体験、過去に抱いた負の感情を包み隠さず熱く語る腰塚さんに惹きつけられて、全校児童全員が真剣な表情で話を聞いていました。強い意志をもって生きること、どんなことでもいいので「夢」をもち、「ドリー夢メーカー」となって周りの人を幸せにして生きることの大切さを教えてくれました。腰塚さんが心に決めた『5つの誓い』のメッセージがとても心に響きました。「口は人を励ます言葉や感謝の言葉を言うために使おう」「耳は人の言葉を最後まで聴いてあげるために使おう」「目は人のよいところを見るために使おう」「心は人の痛みがわかるために使おう」「手足は人を助けるために使おう」。岩倉東小学校でもこの『5つの誓い』の精神を大切にしていきたいと思います。
最後は、感謝の気持ちを込めて、腰塚さんに向けて全校児童で岩倉市子ども人権の歌「また明日ね」を大合唱しました。子どもたちの大きな温かい歌声に、腰塚さんもとても感激されている様子でした。