1/20(水) 今日の給食
- 公開日
- 2016/01/20
- 更新日
- 2016/01/20
校長室
【献立】
ごはん 牛乳 サンマのみぞれ煮 もやしとみつばのごま和え
鶏肉と大根のうま煮
大根は20数年前までは個性的な品種が各地で栽培されていました。その数は200種以上もあったそうですが、現在は育てやすくて、流通も簡単である小ぶりな青首大根が主流になっています。愛知県には「宮重大根」「方領大根」「守口大根」の3品種があります。大根を調べると地域の食文化を探ることができるかもしれません。(献立表ひとこと指導より)
宮重大根は、現在の主流である青首大根のルーツだと言われています。宮重大根と方領大根は江戸時代中期に「尾張大根」として全国的に有名になったため、混同されがちですが、この二つの大根はそれぞれに個性があり、全く異なる大根だそうです。守口大根は守口漬けで有名な大根で、来週の学校給食週間の月曜日に和え物として出るようです。
今日の給食は大根のうま煮とみぞれ煮の共演です。さて、「おろし」と「みぞれ」はどう違いますか。「おろし煮」とも言いますよね。あまり厳密には使い分けられていないようにも思いますが、大根おろしを入れて煮こむのがみぞれ煮、煮込んでから大根おろしを乗せるのがおろし煮、とする場合があるようです。ある同じお店に、「おろしそば」と「みぞれそば」がありました。この違いかもしれません。確かに、「じゃこおろし」と言って、「じゃこみぞれ」とは言いませんよね。ところが、ネットを見ていたら、「みぞれじゃこうどん」というレシピが出てきました。これは、じゃこがのっている「みぞれうどん」と言うことですね。(校長のひとり言 ネット参照)