11/5(木) 今日の給食
- 公開日
- 2015/11/05
- 更新日
- 2015/11/05
校長室
【献立】
牛乳 カレー南蛮(きしめん) 五目厚焼き卵 ブロッコリーのおかか和え
愛知の郷土料理であるきしめんの歴史は古く、江戸時代の本には東海道の宿場町であった芋川(現在の刈谷市)の名物「平うどん」として紹介されています。いつごろから「きしめん」と呼ばれるようになったかは定かではありませんが、明治時代初期には名古屋できしめんが食べられていたそうです。今日はカレー南蛮としていただきました。(献立表ひとこと指導より)
「カレー南蛮」とは?「カレーうどん」との違いは?
「カレー南蛮」は元々はそばにカレー汁をかけた、「カレーそば」のこと。単純には麺がそばかうどんかの違い。ところが、今ではお店で「カレー南蛮ください」というと「そばですか、うどんですか?」という店もあるようです。ただ「カレーうどんください」というと当然そばは出てこない。うどんです。本来の使い方が乱れてきているようです。では、他の違いは?具のネギのようです。カレー南蛮には具にネギ(長ネギ)がはいっています。カレーうどんには具にネギではなく、玉ネギがはいっている場合が多いようです。ところが、こちらも最近は「カレーうどんに長ネギ」が入っているものもあり、厳密な違いはなくなってきているようです。ただ「南蛮」はネギのことで、大阪難波で取れたネギをナンバと呼んでいたのが南蛮になったという説や南蛮人がよくネギを食べていたからという説があり、どちらの説もネギが入っていたことを示しています。よって、カレー南蛮はネギにこだわるべきかもしれません。給食では、ネギも玉ネギも入っており、ネギは細かく切ってありました。子どもたちには細かい方がよいかもしれませんね。
ところで、今日は定番の厚焼き卵が出ました。厚焼き卵は定番から裏切ってほしくないですね。きっと子どもたちもそう思っていることでしょう。(校長のひとり言 ネットより)