9/16(水) 今日の給食
- 公開日
- 2015/09/16
- 更新日
- 2015/09/16
校長室
【献立】
ごはん 牛乳 白ごまつくね(2個) みつばのおかか和え 筑前煮
今月の献立テーマは、〜まごわやさしい〜の「し」、しいたけなどのきのこです。
きのこの中でも特に一般的な「しいたけ」にはうま味成分のグアニル酸やグルタミン酸が豊富で、特に干すことでグアニル酸は増加します。干ししいたけの戻し汁にはうま味がたっぷり含まれているため、給食では戻し汁も使って調理しています。(献立表ひとこと指導より)
今日の給食には、裏切られたひじきの炒り煮と違って、予想と期待通りの定番メニュー「(白ごま)つくね」が出ました。また、おかか和えは今月2回目です。前回はもやしでしたが・・・(校長のひとり言)
筑前煮とは九州北部地方(主に福岡県旧筑前国)の代表的な郷土料理です。地元では「がめ煮」と言われています。それは、博多弁の「がめくり込む」(「寄せ集める」などの意)が名前の由来と言われています。また、文禄の役の時に、朝鮮に出兵した兵士が当時「どぶがめ」と呼ばれていたスッポンとあり合せの材料を煮込んで食べたのが始まりで、亀煮から「がめ煮」と名づけられたとも言われています。現在は、スッポンではなく鶏肉を使うのが普通です。正月料理や祝いの席での料理として作られるほど地元では欠かせない味となっています。
一般的に「筑前煮」は九州地方以外での呼称です。「筑前煮」の呼称は、公立の学校給食の普及により、郷土料理の一環として、全国に浸透したようです。家庭科の教科書では「鶏肉を炒りつけて煮る」ことから「炒り鶏(いりどり)」という名前で紹介されていることもあるそうです。