おすすめの本
- 公開日
- 2013/04/24
- 更新日
- 2013/04/24
図書委員会
新学期が始まり、南部中学校の図書館も、先週から開館しました。
中学時代にどれだけの本を読むかは、その人の将来に大きな影響を与えます。本をたくさん読んで、ココロに栄養をあげてください。
今回は、落ちこんだりした時に、思わず笑える「笑いの文学」を紹介します。
(上) 『畜犬談』 太宰治 著
くもん出版 (読書がたのしくなるニッポンの文学) 請求番号「と」
犬嫌いの主人公が、犬を恐れるあまり、犬に出会うたびにご機嫌をとるような態度でいたところ、1匹の犬に慕われ、はてはその犬とはなれられぬようになってしまったという話。
(下) 『大発見』 森鴎外 著
あすなろ書房 (中学生までに読んでおきたい日本文学) 請求番号「ち」
ドイツに衛生学を修得するために留学した鴎外が、人前で鼻くそをほじる日本人を罵倒され、ひたすら、鼻くそをほじるヨーロッパ人を探し続けた話。
のちに文豪と呼ばれる鴎外が、鼻くそにこだわるところには、びっくりです。