努力は裏切らない
- 公開日
- 2012/11/21
- 更新日
- 2012/11/21
南中校長室の窓
今月の初旬、名古屋で元ソフトボール日本代表監督・宇津木妙子氏の話を聞く機会がありました。1時間ほどですが、選手として、また、監督としての経験を熱く語ってくださいました。話の中で、「私はいつも自分と向き合ってきた。」という言葉が印象に残りました。「上手くなりたい。負けたくない。そのためには精一杯努力するしかない。」今、何をするべきかを自分の頭で考え、幾多の挫折を経験しながらも練習に練習を重ねたそうです。監督としても指導には一切妥協せず、選手に自分の思いを伝え、対話を大切にしながらも厳しく鍛え上げたとのことでした。オリンピックでは世界一を目指し、実際、シドニー、アテネでは金メダルを有力視されながら逃した悔しさ。しかし、その思いを次の監督や選手が引き継ぎ、北京で悲願が達成されたこと。それが色紙の「努力は裏切らない」という言葉につながっているのです。
必死になって日々努力したからすぐに結果が出るとは限りませんし、思うような結果は出ないままかもしれません。目標が大きければ大きいほどそうではないでしょうか。しかし、苦しみながらも頑張ったという事実は、いつどんな場面かわかりませんが、必ず生きてくるはずです。予期せぬ色紙のプレゼントに感激し、今週の朝礼では子どもたちに以上のような話をしました。