南中校長室の窓「国民読書年」
- 公開日
- 2010/07/12
- 更新日
- 2010/07/12
南中校長室の窓
2010年は「国民読書年」です。今朝の朝礼はそれに関わる話をしました。
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2005年の「文字・活字文化振興法」制定後5年ということで、今年を「国民読書年」と位置づけ、読書を意識する年としました。読書は、我々の人生をより豊かなものにするだけでなく、感性を磨き、表現力を高め、創造力を豊かなものにし、人生をより深く生きる力を身に付けていく上で欠くことのできないものです。
昨年度の生徒アンケートで「月に1冊以上本を読む…27%」という結果が出ました。これはさみしい結果です。来週からはじまる夏休みには、ぜひ読書にも親しんでください。
(このような話の合間に、「南中生日本文学チェック」を交えました。以下にそれを紹介します。)
●第1問:次の文章で始まる小説名は?
「□□□は激怒した。必ず、かの邪知暴虐の王を除かなければならぬと決意した。」
●第2問:次の文章で始まる小説名は?
「国境の長いトンネルを抜けると□□であった。」
●第3問:次の文章で始まる小説名は?
「親譲りの無鉄砲で子供の時から損ばかりしている。」
●第4問:次の文章で始まる小説名は?
「ではみなさんは、そういうふうに川だと云われたり、乳の流れたあとだと云われたりしていたこのぼんやりと白いものがほんとうは何かご承知ですか」
●第5問:次の文章で始まる小説の作者は?
「或春の日暮れです。唐の都洛陽の西の門の下に、ぼんやり空を仰いでいる、一人の若者がありました。」
「或日の事でございます。御釈迦様は極楽の蓮池のふちを、独りでぶらぶらと御歩きになっていらっしゃいました。」
作者によって、文章の特徴(味)が違いますね。
最後に「国民読書年」のロゴとキャッチフレーズ「じゃあ、読もう」を紹介しました。
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