南中校長室の窓「露堂々(ろどうどう)」
- 公開日
- 2010/03/05
- 更新日
- 2010/03/05
南中校長室の窓
本日、3年生修了式を行いました。その中での式辞の概要をお知らせします。
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本日をもって、皆さんは中学校3年生の課程を修了しました。
いよいよ月曜日は、中学校3年間を終える卒業式です。学校にとって一番大切な式です。皆さんを立派に送り出すために、精一杯準備をします。胸を張って、堂々と卒業していってください。
先月から高等学校の卒業式に何度となく出席しました。その内何校かで、この卒業生はこの高校で3年間、楽しく充実して過ごしたんだなあと思いました。それは、何から感じたか分かりますか?
「返事」です。明るく、元気で、切れのいい返事。これで、私は感じました。
ぜひ、月曜日の卒業式では、この楽しく充実した3年間の南中生活を返事で表してください。
私は、皆さんの卒業にあたって、この岩倉南中を卒業したことを学校にあるものの中から形としてプレゼントできないかということを考えました。
そこで、思いついたのが、校長室に創立2年目から掲げてある額です(写真中)。
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露堂々(ろ どう どう)
室町時代より編纂された禅林句集の
「明歴々 露堂々(めいれきれき ろどうどう)」
という言葉の一部。
人生においては、囚われず、あせらず、
気取らず、ごまかさず、素直で、ありの
まま、堂々と生きていくことが大切である。
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この南中で培ったものを基に、より自信のもてる自分を創り、囚われず、あせらず、
気取らず、ごまかさず、素直で、ありのまま、堂々と生きていってください。
これは、中身を入れ替えることができる写真立てに、この文字の写真を入れたものです。裏に意味が印刷してあります(写真下)。これを見ながら、南中の自信を誇りを持って活躍してください。
以上で式辞とします。
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