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南中校長室の窓「栗木画伯の紹介」

公開日
2009/11/30
更新日
2009/11/30

南中校長室の窓

 本日(11月30日)、インフルエンザ感染にやや落ち着きが見られたので、久しぶりに体育館で朝礼を行いました。その中で、今本校の「ふれ愛ギャラリー」に展示してある絵の作者「栗木基晴先生」を紹介しました。今回は、その栗木先生を紹介します。(このHPでも随時絵を紹介しています)
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 朝礼では、7枚のスライドを見せ、共通するものを考えさせました。共通するものは「左」です。そこから話を始め、栗木先生の紹介をしました。
 栗木先生は、元社会科の教師で10年ほど前に退職されました。趣味でずっと絵を描いていましたが、6年前に脳出血で倒れてから右半身不随になり、車いす生活になってしまいました。絵も描けなくなり生きる意味をなくしたところへ、奥さんも亡くなるという不幸が重なり、しばらくは呆然と過ごしました。自暴自棄になったときもありましたが、気持ちを入れ替え、自分が生きている意味は、絵を描くことしかないと左手で絵を描き出したのです。
 これを始めてから、今までの人とはもちろん知らない人ともかかわりができて、今は幸せ一杯と元気いっぱいです。先日実際にお会いして実感しました。
 この後、栗木先生の南中生へのメッセージを紹介しました。
 今、展示場でアンケートをとっています。(2名ほど紹介する)
 実際に絵を見ると、栗木先生が一生懸命生きていることを感じるはずです。ぜひ、見に行って何かを感じてほしいと思います。
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 保護者や地域の方も、お気軽にお立ち寄りください。ご来校の折には、職員室に声をかけてください。お待ちしています。
(校長 藤田雅則)