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南中校長室の窓「努力するしかない」

公開日
2009/11/12
更新日
2009/11/12

南中校長室の窓

 10月に入ってからインフルエンザ感染防止のため月曜日の朝礼を控えてきました。そのためもあり、このコーナーの更新が少なくなっています。
 今週の月曜日、久し振りに体育館で朝礼を行いました。たまりにたまっていた表彰伝達を行い、その後、話をしました。
 その内容は、9月30日にこのコーナーに載せた「人を信じやすい人?」についてです。あの記事を見た先生や生徒から文字だけでは分かりにくいという声を聞いたので、図を交えて話しました。上のスライド左と中を思い浮かべながら9月30日の記事をもう一度読んでいただけると分かりやすいかなと思います。
 今回は、今日行われた進路説明会で冒頭に話した内容を紹介します。
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 特別な話ではなく、当たり前だけど大切な3つを話しました。
 それは「情報を集め」「自分で決め」「努力する」です。
 その中でも「努力する」を理科教師として、少し科学的に(俗にいう理屈っぽく)話しました。
 ……ある行動(例えば高校受験)を起こすとき、そこには必ず4つの要因、固定的な外的要因(志望校の難易度、通学時間など)、変動的な外的要因(社会情勢、運など)、固定的な内的要因(能力、資質など)、変動的な内的要因(努力、意欲など)が関係してきます。その中で、自分で何とかなるのは、変動的な内的要因(努力、意欲など)だけです(上のスライド右参照)。他の3つは自分だけの力では、何ともなりません。したがって、難しい言葉で進めてきましたが、結論は「努力するしかない」のです(保護者ややざわつく)。周りは簡単には変えられません。自分で変えられるのは、まず自分です。……
 その後、イチロー選手の「試合前まで完璧な準備をする」という言葉を紹介し、完璧な準備に向けて努力してほしいと結びました。
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(校長 藤田雅則)