南中校長室の窓
- 公開日
- 2009/05/11
- 更新日
- 2009/05/11
南中校長室の窓
本日の朝礼での話の概略を紹介します。
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今日は、美術的な切り口で始めます。
これは何に見えますか?(プレゼンで写真を提示)
【写真1番左:老婆と少女に見える】
ではこれは?
【写真左から2番目:アヒルとウサギに見える】
次は、エジプト女性を描いていますが、何人に見えますか?
【写真左から3番目:エジプト女性が1人と2人に見える】
次は、何に見えますか?
【写真右から2番目:楽器を吹く男と女性の顔に見える】
次の絵の中に鳥が飛んでいます。どちらに飛んでいるでしょう。
【右に飛ぶ鳥と左に飛ぶ鳥が見える】
今見せた絵のように、見方を変えると見えるものが違ってきます。物事を見るときは、一つの方向だけでなくいろいろな方向から見なければ、その本当の姿をつかむことはできません。
これは、人、友だちと接するときも同じです。友だちも一つの見方だけで判断してはいけません。見方を変えると、友だちの違った面が見えてきます。いやな面、嫌いな面ばかり見ていると、いい面、好きな面が見えなくなってしまいます。また、いやな面、気になるところも見方を変えると、とらえ方が変わるかもしれません。
私は、先週残念な話を聞きました。この学校でいじめがあるという話です。
「いじめ」は、一つの意志や思い、メッセージの伝達でしょう。いやなところがあるよ、嫌いなところがあるよというメッセージかもしれません。しかし、その伝え方は間違っています。それは、何の問題の解決にもならない上に、後味の悪さしか残りません。
問題を気持ちよく解決し、後味のよい方法を考えてください。この岩倉南部中学校の生徒ならできるはずです。
今日みんなに見せた絵のように友だちの見方をいろいろ変えてみるのもいいでしょう。 よく「いじめられる側の立場に立って考えよう」といいますが、理科では「間主観性」という考え方があります。「主観(自分)」と「客観(他人)」の間、いじめで言うと「いじめる側」と「いじめられる側」の中間で両方を見つめることも大事かもしれません。
また、親や先生、友だちに相談するのもいいでしょう。今、教育相談が始まっています。これからのクラスもあるかもしれませんが、とにかく、南中の先生たちは、みんなの相談に真剣に答えてくれます。安心して相談してください。
いずれにしても、「いじめ」という何の解決にもならない後味の悪い方法以外で、問題を解決できる人になってほしいと思います。
(校長 藤田雅則)
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