南中校長室の窓
- 公開日
- 2009/04/14
- 更新日
- 2009/04/14
南中校長室の窓
校長の藤田です。今回は、昨日の朝礼の話の概略を紹介します。
まず、県営一宮総合運動場が全天候型のトラックとフィールドに改修されたことを映像をプレゼンテーションしながら紹介しました。
陸上競技会は多少の雨でも行われます。梅雨の時期の開催で、これまではぬかるみに足を取られながら競技したことがありましたが、もうそのようなことはなくなります。
(※ プロジェクターの設定が変わってしまい、実際は後半の理科の話の途中になってしまいました)
【自然は人生を語る】
私の専門は理科です。教師になった理由の一番は、理科が教えたいと思ったからです。だから、機会を見つけて、理科のおもしろさ・楽しさを交えながら、話をしていきたいと思います。
今日は、こんなものを持ってきました。
〔火のついたろうそくをドライヤーで消す〕
このように直接風を当てれば、当然ながらろうそくの火は消えます。
では、このようにペットボトルを壁のようにろうそくの前に置いたらどうでしょう。〈写真中〉
消えると思う人?(挙手少々)
消えないと思う人?(挙手大多数)
わからない人?(パラパラ)
では、やってみよう。
〔ろうそくの火が消える〕
なんと、ペットボトルで壁をつくったのに火は消えるのです。
では、このように2本のペットボトルの間に5cmぐらい隙間をつくって風をあてたらどうでしょう。〈写真右〉
消えると思う人?(挙手少々)
消えないと思う人?(挙手大多数) みんな私の意図がわかるみたいですね!(やや笑)
わからない人?(パラパラ)
では、やってみよう。
〔ろうそくの火は消えない〕
隙間が空いているのに消えないのです。おもしろいですね。
……中略(ここで、流体は物体の周りを沿うように流れる性質が確認できる実験を行い、ペットボトルの壁を包むように風がながれること、2本のペットボトルの隙間を通った風は左右に広がっていくことを説明する)……
私は、以前行っていた理科の授業の中でよく「自然は人生を語っているんだ」と言っていました。今日のこの現象は何を語っているか。私はこう思います。
ろうそくの火の前に壁のようにペットボトルがある。最初から、消えっこないとあきらめてしまうような状況でも、やってみると簡単に消える。隙間の向こうの火を消す。当然消えると思うのに消えない。
君たちはいろいろな壁にぶつかると思いますが、最初からできっこない、無理だと言って、チャレンジせず、逃げるようなことはしてはいけまん。やってみると意外に簡単だったり、やる気がわいてきたりすることがあるものです。まず、ぶつかってみることです。
また、簡単そうに見えるからといって手を抜いたり、なめてかかったりしてはいけません。見た目や第一印象より意外と手強いことは多くあります。
自分の可能性を信じ、いろいろなことにチャレンジし、立ちはだかる壁を乗り越え、大きく成長してほしいと思います。
