南風あったかげん記−821−
- 公開日
- 2009/03/25
- 更新日
- 2009/03/25
南中校長室の窓
☆★☆ 歴史は誰が創る? ☆★☆
テレビで「新説!?日本ミステリー」が人気です。昨日も、「源氏物語は男が書いた」とか、「元寇はなかった」など、奇抜な説が登場しますが、出てくる地元歴史家なるものはまじめに語っています。こうやって見てくると、今に伝わる歴史はどこまで本当かわからなくなってきます。
先日の鹿児島でも、地元の書店に立ち寄ると、珍しい本が並んでいます。
『真説 西南戦争』は、地元の西南戦争研究家・勇 知之氏が書いたもので、とても興味深く読むことができました。西郷隆盛は、なぜ西南戦争を起こしたのか?個人的にも疑問でしたが、この本を読むと理解できます。「征韓論」も、教科書で教えているものとニュアンスが違います。その裏に長州の汚職問題があるとか、西郷隆盛は朝鮮の開国を目的にしたが使節が征韓論と見られたりとか、一般に知られていることと違います。確かに、歴史は何が正しいのかわかりません。地元の歴史家が真理に最も近いのかもしれません。
『島津家おもしろ歴史館』は、尚古集成館発行の書物です。当然、このあたりの書店では手に入りません。ふりがな付きで、わかりやすい表現ですが、その内容はかなり専門的です。
いろいろな意見があって、いろいろな説が提案される。これが文化であり、健全な社会だと思うのです。
