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学校日記

南風あったかげん記−816−

公開日
2009/03/19
更新日
2009/03/19

南中校長室の窓

☆★☆ 昨日の判決は? ☆★☆
 昨日は注目の判決が出ました。いわゆる闇サイト事件の判決です。
 裁判員制度が始まるときこそ、このような意見の分かれそうな裁判は、私たちも一緒に考えなければなりません。各新聞社はどう見ているのでしょうか。
 朝日新聞は、「闇サイト殺人—この極刑判決で考える」では、積極的な評価を避け、「一つ一つの裁判に真剣に向き合いながら、死刑という刑罰も考えていきたい。」 と結んでいます。
 読売新聞は、「自首が死刑と無期を分けた」として、量刑の違いに注目しています。最後は、「自分ならどう裁くか。国民一人一人が、この視点で判決を注視することが必要だ。」と結んでいます。まさにその通りでしょう。
 毎日新聞は、「闇サイト殺人 死刑基準めぐる論議深めよう」として、「死刑制度が存続する以上、大方が支持するところだろう。」と判決を肯定しています。そして、「量刑の是正、適正化も、裁判員裁判が目指すべき目的の一つだ。」として、市民感覚で永山基準の見直しを求めているように読み取れます。
 中日新聞(写真)は、「闇サイト殺人 死刑判決はやむを得ぬ」とし、「被害者一人の事件では異例だが、むごい手口や被害者の無念さ、遺族の悲嘆を思えば、やむを得ぬ判決だ。」としながらも、「不安や懸念も浮き彫りになった。」として判断基準の曖昧さを指摘しています。
 産経新聞は、「闇サイト殺人 常識に沿った死刑判断だ」と積極的に肯定し、「26年も前の永山基準を見直し、裁判員が納得できる明確な死刑基準を示す時にきている。」としています。
 個人的には、「厳しすぎる」とか「自主して死刑回避は甘い」という社説があって、議論が一層高まればと思ったのですが、どの新聞社もおおむね肯定で、方向性がそろってきたように感じました。
 裁判は、これからは私たち自身の問題でもあります。ぜひ、家庭や職場などで話し合っていただきたいと思います。
新聞コラム社説リンク http://www.ne.jp/asahi/sec/eto/paperhtml/editorial.html