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学校日記

本日の読み聞かせ

公開日
2019/02/21
更新日
2019/02/21

南中校長室の窓

1組(写真左上)
『あたまにつまった石ころが』キャロル・オーティス・ハースト 光村教育図書
 人生の中で好きなことを続けていくことは意外と難しいものです。小さいころから石を集めるのが好きだったお父さんは、人にからかわれたり、生活に追われながらもその「好き」を手放すことはありませんでした。
  みなさんにとっての石ころ=好きなことは何でしょう。自分が好きなことを大切にし続けると、この本のような素敵な結末が待っているように思います。

2組(写真右上)

『数字はわたしのことば〜ぜったいにあきらめなかった数学者ソフィー・ジェルマン』シェリル・バードー ほるぷ出版
 女性に教育はいらないとされていたフランス革命の時代に、数学者として歴史的な方程式や解法を研究し続けたソフィーの一生を絵本化したものです。「数学者が数字をつかうのは、詩人が言葉をつかうのと同じ。」
 数学が得意な人も苦手な人も、この言葉にはっとさせられたのではないでしょうか。この本もまた、好きなことをあきらめないことの大切さを教えてくれます。 

3組(写真左下)

『十二支のどうぶつ小噺』川端誠 BL出版
 3年生0学期、ちょっと肩に力が入っていますか?逆にボーっと…叱られていませんか?
 落語の小噺(こばなし)は、ことばあそびの要素もあり、聞く人のことばの感覚や知っていることばの量によって面白くもなり、謎にもなります。「なるほど、そうきたか」という頭の体操にもなりましたね。聞いている一人一人の表情の違いも楽しいひと時となりました。

4組(写真右下)

『かさをささないシランさん』谷川俊太郎+アムネスティ・インターナショナル 理論社
 雨が降っても傘をささない事がみんなと違うから、という理由でシランさんがどうなってしまったのか。
谷川俊太郎さんと人権擁護団体であるアムネスティ・インターナショナルのコラボで誕生した本です。
 ひとくちに人権問題といっても、その切り口はたくさんあります。明日の人権講演会ではまた違った観点からのお話が聞けると思います。この機会に自分の考えを深められるとよいですね。